SOR 03
エンディングF2
銀山 が拘束され
白石 が 金子 にアクション指定しておらず
緑川 が 金子 をアクション指定した
※以下のエンディングは 「緑川」のプレイヤーに読んでもらいましょう
銀山が犯人として捕まった後、俺は金子の胸倉を掴み上げた。
驚く一同を無視して恋人の写真を取り出し、金子の目の前に突きつける。
「あいつをどこにやった?」
金子は目を見開いた。その顔を見た瞬間、やはり恋人が失踪した原因は金子なのだと理解した。
「おまえが、どこかにやったことは、もうわかってるんだ!」
金子が焦燥した表情を浮かべる。横から白石が金子を守るように割って入り自分がやったんだと訴えてきたが、庇っているのは見え透いていた。俺は白石を突き飛ばし、再び金子に近づく。いつの間にか、涙が溢れ出ていた。多分、情けない顔をしていたと思う。金子は、それにショックを受けているようだった。
金子に、なんども訴えた。大切な恋人を返してくれと。けど、本当は何となくわかっていた。
あいつは……俺の愛した人は、もうこの世に居ないのだと。
それからのことはよく覚えていないが、しばらくすると警察が来た。どうやら虹村を殺した犯人は銀山でまちがっていなかったようだ。普段の銀山とは程遠いような、狂ったような態度で暴れまわった銀山だったが、あえなく警察官に取り押さえられ連行されていった。しかし、そんなことはどうでもいいことだった。
警察が別荘を調べている時、金子が絞り出すように告白を始めた。数多くのSOR学園生徒達を殺害し、隠蔽したことを。
騒然とするみんなをよそに、金子はすべてを打ち明ける。悪事を働いた人間を断罪するため、学園生徒たちの悪事を調べ上げ、合宿と称して別荘に呼び出し、ひとりひとり殺害していった、その経緯がつまびらかにされていった。
「どうして……」
問いかけると、金子は頭を下げていった。俺の涙を見た時、金子は自分が悪党になってしまっていたことを理解してしまったのだという。
だから、己自身を断罪するために、すべてを打ち明けたようだった。
すべてが明らかにされたからといって、恋人が戻ってくるわけではない。
けれど、彼女がどこに消えてしまったのか、やっと明らかにすることができた。
その誇らしさが、少しだけ死別の悲しみを癒してくれた。
あとがき
マーダーミステリー、SOR学園「かるた様」をプレイしていただき、ありがとうございました。
本作は「SOR学園」と呼ばれる大きな設定の中で、マーダーミステリーのシナリオを組み上げた作品です。
シナリオに重きを置いた前作「ゴーストプレイヤー」と趣向を変え、ギミックを増やしてマーダーミステリーとしてのゲーム性を重視して作成してみましたが、いかがでしたでしょうか?
「楽しかった」と思っていただけた方には、是非とも第一作「無人の放送室」、前作の「ゴーストプレイヤー」そしてこれから作成される予定の「SOR学園シリーズ」をプレイしていただければ幸いです。
さて「かるた様」のシナリオについて、真相を簡単に語りたいと思います。
まず、お互いのキャラクターについて開示すれば、銀山と紫藤が「地底人」であることがわかると思います。
銀山は、地底と地上を繋ぐ「ゲート」を開く為、生贄を用いた儀式を行おうとしていました。そのためには「伝説の楽器」を生贄に捧げる必要があります。銀山は、誰もを魅了し「神の声」とまで称えられる歌声を持つ「虹村」を「生きた伝説の楽器」と思い込み、彼女を殺害して儀式を遂行してしまいます。
しかし、儀式を行い生贄を捧げたにも関わらず「ゲート」は開きませんでした。「虹村」は「伝説の楽器」ではなく、彼女が動画投稿サイトにアップして「神の声」と讃えられていた歌声は、本当は黄瀬のものでした。「生きた伝説の楽器」の正体は黄瀬だったのです。
一方、金子は「罪人を罰するダークヒーロー」に憧れる奇人であり、そのために過去、何人かのSOR学園生徒を殺害しています。白石は金子の凶行を察しながらも静観を続けていましたが「虹村」への殺害に関与していた場合、金子を自らの手で罰しようと考えていました。
緑川には以前、恋人がオカルト研究会の合宿に参加し、失踪したという過去があります。失踪の原因を突き止めようと合宿に参加しましたが、恋人は既に金子の手によって殺害されてしまっています。
その他の人物も何かしらの秘密を抱えておりますので、よければ感想戦を行い、情報を開示しあってみてください。
また、今回は暗号の要素を取り入れましたが、解読することができましたでしょうか?
SOR学園の世界観について曖昧な表現で語っておりますので、よければ解読を行い、そちらの考察も行ってみてください。
今後、SUSHI LABはSOR学園以外のマーダーミステリーシリーズや、インディーズゲームのリリース等、精力的に活動の幅を広げていく予定となっております。
多くの人々を楽しませられるようなコンテンツを生み出していきますので、今後とも私達の活動に目を向けていただければ幸いです。どうぞ、よろしくお願いいたします。





