銀山 が拘束されておらず

銀山 がアクションフェイズで

紫藤 を 捕縛 した

または

だれも捕縛できず

白石金子 にアクション指定した

※以下のエンディングは
白石」のプレイヤーに読んでもらいましょう

僕は今回の事件に関して、結論を出した。
やはり、虹村を殺したのは金子さんに間違いない。
ならば、彼女の罪を裁き、隠蔽するのは忠臣としての最後の仕事だ。

僕はこっそりと、麻酔効果のある香水を皆にふりかけていった。事件の興奮が冷めやらず、皆が感情的になって口論する中、僕はナイフを掴んで金子さんに近づき、躊躇なく腹部を突き刺した。柔らかい肉を引き裂く感触が、僕の手に伝わってくる。
「あなたは、やってはいけないことをした」僕がそう囁くと、金子さんは僕の手を握り、首を横に振った。

ワタシハ、ヤッテナイ。

彼女の口は、たしかにそう動いた気がした。皆の悲鳴が遅れて聞こえてきた後、金子さんはぐしゃりと地面に倒れ伏せた。「やってない……?」そんなはずない。僕はたしかに、虹村を殺したのは金子さんだと確信したのだ。だから、ここで起きたことはすべて闇に葬らないといけない。
僕は、銀山の首をナイフで切り裂いた。その間に、みんなが悲鳴をあげて逃げようとするが、麻酔が回り始めたのか、ふらついたり倒れたりしてろくに歩けなくなった様子だった。僕は青木を、赤城を、黄瀬を……次々とナイフで切り殺した。誰一人逃してはいけない。這って逃げようとする緑川も、黒田も、紫藤も、誰一人逃さない。全員の息の根を止めると、僕は外に出て、別荘と物置小屋に火をつけた。

これで、すべての事実が炎の中に消えていくことだろう。
巨大な火柱を見あげながら、僕はふと気づく。まだ、金子さんの秘密を知っている者が居る。最後のひとりまで消さなければならない。僕は、ゆっくりと別荘の中へと戻っていく。炎がその身を焼く瞬間、心底安堵した。僕は忠臣として、その使命を完璧にやり遂げたのだと。

あとがき

マーダーミステリー、SOR学園「かるた様」をプレイしていただき、ありがとうございました。
本作は「SOR学園」と呼ばれる大きな設定の中で、マーダーミステリーのシナリオを組み上げた作品です。
シナリオに重きを置いた前作「ゴーストプレイヤー」と趣向を変え、ギミックを増やしてマーダーミステリーとしてのゲーム性を重視して作成してみましたが、いかがでしたでしょうか?
「楽しかった」と思っていただけた方には、是非とも第一作「無人の放送室」、前作の「ゴーストプレイヤー」そしてこれから作成される予定の「SOR学園シリーズ」をプレイしていただければ幸いです。

さて「かるた様」のシナリオについて、真相を簡単に語りたいと思います。
まず、お互いのキャラクターについて開示すれば、銀山紫藤が「地底人」であることがわかると思います。
銀山は、地底と地上を繋ぐ「ゲート」を開く為、生贄を用いた儀式を行おうとしていました。そのためには「伝説の楽器」を生贄に捧げる必要があります。銀山は、誰もを魅了し「神の声」とまで称えられる歌声を持つ「虹村」を「生きた伝説の楽器」と思い込み、彼女を殺害して儀式を遂行してしまいます。
しかし、儀式を行い生贄を捧げたにも関わらず「ゲート」は開きませんでした。「虹村」は「伝説の楽器」ではなく、彼女が動画投稿サイトにアップして「神の声」と讃えられていた歌声は、本当は黄瀬のものでした。「生きた伝説の楽器」の正体は黄瀬だったのです。
一方、金子は「罪人を罰するダークヒーロー」に憧れる奇人であり、そのために過去、何人かのSOR学園生徒を殺害しています。白石金子の凶行を察しながらも静観を続けていましたが「虹村」への殺害に関与していた場合、金子を自らの手で罰しようと考えていました。
緑川には以前、恋人がオカルト研究会の合宿に参加し、失踪したという過去があります。失踪の原因を突き止めようと合宿に参加しましたが、恋人は既に金子の手によって殺害されてしまっています。
その他の人物も何かしらの秘密を抱えておりますので、よければ感想戦を行い、情報を開示しあってみてください。
また、今回は暗号の要素を取り入れましたが、解読することができましたでしょうか?
SOR学園の世界観について曖昧な表現で語っておりますので、よければ解読を行い、そちらの考察も行ってみてください。

今後、SUSHI LABはSOR学園以外のマーダーミステリーシリーズや、インディーズゲームのリリース等、精力的に活動の幅を広げていく予定となっております。
多くの人々を楽しませられるようなコンテンツを生み出していきますので、今後とも私達の活動に目を向けていただければ幸いです。どうぞ、よろしくお願いいたします。