SOR 03
エンディングB
銀山 が拘束されておらず
銀山 がアクションフェイズで
黄瀬 を捕縛した
※以下のエンディングは
「銀山」のプレイヤーに読んでもらいましょう
「これで地上は我らのものだ!」僕は、捕らえた黄瀬の胸にナイフを突き立てた。
血が噴き出して飛び散り、僕の頬を真っ赤に染める。
その熱さが、僕の心を更に沸き立たせた。
皆が遠巻きに僕に視線を送っている。
冷ややかな視線、恐怖の視線、興味深そうな視線、怒りの視線……様々な負の感情が僕の体に突き刺さる。
しばらくして、地面に大きな『ゲート』が生まれた。闇よりも昏い、夜闇の渦潮のような不気味な穴がゆっくりと広がっていく。
本能的な恐怖からか、みんなが悲鳴をあげ、別荘を飛び出していった。
僕もその後に続いて、ゆっくり外に出た直後、巨大に広がった穴が別荘を闇の中に飲み込んでしまった。
穴の奥には、赤い瞳が次々と浮かび上がっている。
「我々を地底のそこに追いやった者達に、復讐の時が来た!」
僕に呼応するように、地底の者達が次々と姿を現す。
地上の者達とは違う、全身を覆う異様な衣服。
その懐かしさに、僕の心は思わず熱くなる。
地底の軍団の姿を見て、逃げ惑う学生達を、地底の者達が追いかけて捕まえる。
そうして、暗く熱い地底の穴の奥へと引きずり込んでいく。
ようやくこの時が来たのだ。
すぐに地上は、赤い瞳の地底人たちによって征服されることだろう。
血の雨が降り、地上の者達は二度と日の光を見ることなく、朽ちていくだろう。
そして、僕は地底に光をもたらした英雄となる。
いつの間にか、隣に紫藤が立っていた。
彼女の眼は赤みを帯び、肌は白い。
つまりは彼女も地底の手先だということだ。
「我々の勝利だ」僕はつぶやき『ゲート』へと足を進める。
穴の奥で、英雄の凱旋を待ちわびている者達へ、この勇姿を見せてやらなければならない。
あとがき
マーダーミステリー、SOR学園「かるた様」をプレイしていただき、ありがとうございました。
本作は「SOR学園」と呼ばれる大きな設定の中で、マーダーミステリーのシナリオを組み上げた作品です。
シナリオに重きを置いた前作「ゴーストプレイヤー」と趣向を変え、ギミックを増やしてマーダーミステリーとしてのゲーム性を重視して作成してみましたが、いかがでしたでしょうか?
「楽しかった」と思っていただけた方には、是非とも第一作「無人の放送室」、前作の「ゴーストプレイヤー」そしてこれから作成される予定の「SOR学園シリーズ」をプレイしていただければ幸いです。
さて「かるた様」のシナリオについて、真相を簡単に語りたいと思います。
まず、お互いのキャラクターについて開示すれば、銀山と紫藤が「地底人」であることがわかると思います。
銀山は、地底と地上を繋ぐ「ゲート」を開く為、生贄を用いた儀式を行おうとしていました。そのためには「伝説の楽器」を生贄に捧げる必要があります。銀山は、誰もを魅了し「神の声」とまで称えられる歌声を持つ「虹村」を「生きた伝説の楽器」と思い込み、彼女を殺害して儀式を遂行してしまいます。
しかし、儀式を行い生贄を捧げたにも関わらず「ゲート」は開きませんでした。「虹村」は「伝説の楽器」ではなく、彼女が動画投稿サイトにアップして「神の声」と讃えられていた歌声は、本当は黄瀬のものでした。「生きた伝説の楽器」の正体は黄瀬だったのです。
一方、金子は「罪人を罰するダークヒーロー」に憧れる奇人であり、そのために過去、何人かのSOR学園生徒を殺害しています。白石は金子の凶行を察しながらも静観を続けていましたが「虹村」への殺害に関与していた場合、金子を自らの手で罰しようと考えていました。
緑川には以前、恋人がオカルト研究会の合宿に参加し、失踪したという過去があります。失踪の原因を突き止めようと合宿に参加しましたが、恋人は既に金子の手によって殺害されてしまっています。
その他の人物も何かしらの秘密を抱えておりますので、よければ感想戦を行い、情報を開示しあってみてください。
また、今回は暗号の要素を取り入れましたが、解読することができましたでしょうか?
SOR学園の世界観について曖昧な表現で語っておりますので、よければ解読を行い、そちらの考察も行ってみてください。
今後、SUSHI LABはSOR学園以外のマーダーミステリーシリーズや、インディーズゲームのリリース等、精力的に活動の幅を広げていく予定となっております。
多くの人々を楽しませられるようなコンテンツを生み出していきますので、今後とも私達の活動に目を向けていただければ幸いです。どうぞ、よろしくお願いいたします。





