SOR 03
黒田
新聞部の部長を務めている博識な男だ。
また、とんでもないオカルトマニアでもあり、様々な知識に精通している。
周りの人間たちがヒソヒソとサイコパスだと噂しているのを知っているが、凡人の戯言には興味がない。
見た目は整った顔立ちをしているが、尊大な態度のせいで女子からは嫌われがち。
SOR学園ではミュージック・メディアを学び、優れた作曲能力があると評価されている。

あなたの正体
君は幼いころから神童と呼ばれていた。
学業の傍ら、片手間に作詞作曲をすれば、周りの大人たちから天才と持て囃された。
優れた頭脳は君に、圧倒的な自信と、周りからの疎外を与えた。
それゆえ、幼いころの君は、君自身の独創的で幻想的な世界に閉じこもることが多かった。
君が生粋のオカルトマニアになったのは、そんな幼少期の経験が原因だろう。
都市伝説、陰謀論、超常現象……オカルトと名がつくものならなんでも飛びついて調べつくした。
そうしてSOR学園に入った後、君は自身の旺盛な知識欲を生かし新聞部を立ち上げた。
SOR学園にはオカルト研究会も存在するが、知識と熱意なら自分が一番だという自負がある。
オカルト研究会の会長である金子は、親から借りた別荘にオカルトグッズを大量に持ち込み、幾度も合宿と称して怪しい儀式を行っているのだという。
興味を掻き立てられた君は、いつか彼女達の別荘に行ってみたいと考えていた。
そんな折、赤城が接触を図ってきた。彼は金子の家に伝わる地底鉱石が欲しいらしく、盗み出すのに協力してくれるならオカルト研究会の合宿に招待すると持ち掛けてきた。金子家の別荘は広く、数えきれないほどのオカルトグッズが置かれているようだ。特に「物置小屋」には金子家の秘蔵の宝がいくつも隠されているらしい。いくつか拝借しても、バレることはないだろう。そう考えて、君は別荘のことについて調べ、地図や資料を用意した。
そして、自分も参加したいと言い始めた新聞部メンバーを連れてオカルト研究会の合宿に合流することとなった。
当日、別荘に着いた直後に配信者の虹村から「後で、部屋に来てほしい」とお願いされ、一枚のメモを手渡された。メモにはSOR学園に伝わる「伝説の楽器」に関して話を聞かせてほしいと書かれていた。
赤城との約束もあったが、それほど時間は取られないだろうと了承した。
歌留多様の儀式の後、君は計画通り、別荘の探索を行うつもりだった。だが、部屋に戻り一休みしたところ、ぐっすりと眠ってしまった。翌朝には虹村の死体が発見され、オカルトグッズの捜索どころではなくなってしまった。
せっかく、今回の合宿のためにたくさんのことを調べてきたというのに、すべてがご破算となってしまった。
だが、悪い気分ではない……こんな面白い出来事が起きたのだ。君にとってはむしろ僥倖といえる。
そういえば、金子家に伝わる地底鉱石は彼らが地底人の末裔である証である、という情報がある。特別な儀式と特別な供物により地底王国につながる「ゲート」が開く……と眉唾な話も聞いたことがあるが、まさか何者かが地底王国へのゲートを開こうとでもしたのだろうか?
もしそうなら、状況を顧みれば儀式は失敗したということになるが……。
あるいは虹村は「伝説の楽器」を求める何者かに殺されたのかもしれない。たしか、様々な歌声を自在に操り「生きた伝説の楽器」と噂される一族がいるという。虹村の蠱惑的な歌声を鑑みれば、その一族の血を引いていても不思議ではない。
興味が湧いた君は、オカルトグッズを拝借するついでに犯人捜しを手伝ってやることに決めた。どうせ、君以外の愚か者達では、この事件の解決はできないだろうから。
オカルトの儀式、地底人、伝説の楽器……君の心臓は興奮で早鐘を打ち始めた。
君は、君自身の好奇心を満たすため、必ず事件の真相を暴いてやると心に決めたのだ。
あなたの”持ち物”内容
別荘地の地図
別荘内の構造や、周囲の森、物置小屋などの
詳しい地形がわかる。
伝説の楽器の調査資料
どうやら「伝説の楽器」として扱われる、特殊な歌声を持つ一族が
いるようだ。その一族は、男性の歌声も、女性の歌声も自在に操り、
人々を魅了するという。
調査メモ
地底人たちは、地上に上がった時、
地底鉱石を見せ合って
互いの正体を確認しているようだ。
簡易メモ
虹村から「伝説の楽器について話を聞かせてほしい」という相談をされていたようだ。
あなたしか知らない”持ち物”の詳細情報
■別荘地の地図:金子家のことを調べている時に入手した。別荘内の地図や隠し通路などが、詳しく書かれている。
■伝説の楽器の調査資料:以前調べた伝説の楽器に関する資料だ。「伝説の楽器」として扱われる、男性の声も女性の声も自在に操り人々を魅了する歌声を持つ一族が居るようだ。
■調査メモ:地底王国に関する調査メモだ。地底人たちは、地上に上がった後に特殊な地底鉱石を見せることで、お互いの正体を証明し合っているらしい。
■簡易メモ:虹村から話しかけられた時に受け取ったメモだ。どうやら彼女は伝説の楽器について話を聞きたがっていたようだ。
当日の行動
18時~
みんなで別荘に到着した。青木が何度も話しかけてきて、苛々した。
20時~
遅れてきた黄瀬を含めて、「歌留多様」の儀式を行った。最後に歌留多を一枚配られた。
22時~
金子、黄瀬、紫藤とバルコニーで話した。
0時~
部屋に戻るなり、ぐっすりと眠ってしまった。歌留多は適当に、持ち物の中に隠した。
ほかの参加者について
金子
SOR学園でオカルト研究会の会長を務めている。周りからは正義感が強いが、とてつもない変人として知られているようだ。とある大富豪の一人娘で、親から貸してもらった別荘をオカルト研究会の合宿地としている。妙なカリスマ性があり、オカルト研究会内では尊敬を集めている。中性的な整った顔立ちで女子からも人気があり、楽器を弾く姿は王子様のようだと称えられている。
白石
オカルト研究会で副会長を務めている。
カリスマ性のある会長に心酔しており、彼女の忠実な部下として知られている。
会長とはSOR学園に入る前からの仲で、金子家の従者の一族出身である。
オカルトにはまったきっかけも、会長から誘われたことがきっかけだ。
奔放な会長の代わりに、オカルト研究会メンバーを厳しく律している。
ずんぐりと高い身長で、打楽器を叩く姿は非常にパワフル。
青木
カップル配信者として活動している女性だ。
資産家の娘で、家のつながりもあることからオカルト研究会の会長とは仲がいい。
よく別荘に遊びに来ているし、オカルト研究会に所属している者達とも顔なじみだ。
同じ配信者である彼氏との仲も良好で、青春を満喫している。
身長が低く、可愛らしい見た目で、声楽科の中でもよくモテる。
赤城
カップル配信者として活動している男性だ。
彼女は別荘を所有するオカルト研究会・会長の友人で、その縁もあって以前から何度も合宿に参加していた。
オカルトに興味があるわけではないが、動画の視聴数稼ぎのための題材として扱っている。
元軟式野球の選手でガタイもよく、身長も高く、ゴツゴツとした大きな手が特徴的だ。
緑川
新聞部で記者を任されている男性だ。
いつも特ダネを探しており、学園のあらゆる噂や事件に首を突っ込んでいる。
面白そうだと感じて、オカルト研究会の合宿に参加するという黒田に強引についてきた。
とてもアクティブで交友関係が広い人気者。
軽音楽科のギタリストで「アルファ・ウルフ」というバンドで活動している。
銀山
少し浮世離れした雰囲気を持っている名家の跡取り息子だ。
掴みどころのない性格からか、SOR学園内でも浮きがちで友人も少なかったが、カップル配信者の女性と知りあってオカルト研究会に紹介してもらい、多くの生徒と知り合うことができた。そのことに関して、彼女に深い感謝を抱いている。
白い肌と赤みがかった瞳をもつ中性的な青年で、ピアノを弾くその指は細く長く、美しい。
黄瀬
虹村の配信を手伝っているマネージャーだ。
虹村の最新曲の動画作成やアップロードなどを行っていたため、合宿に参加するのが遅れてしまった。
いつも虹村と共に活動しており、互いに無二の親友である。
地味で生真面目だとよく言われており、あまり目立つのは好きではない。
そのため、特待生が集まる「マスタークラス」であるにも関わらず、彼女自身の知名度は高くない。
紫藤
新聞部の敏腕編集として有名だ。
手がけた校内新聞はSOR学園の名物になっており、多くのファンを獲得している。
今回も良質な記事を書く為に、君は新聞部の仲間達と共にオカルト研究会の合宿に参加した。
色白で儚い雰囲気の美少女だが、その見た目に反しとても行動的で、トランペット奏者としてもパワフルな演奏が売りである。
あなたの目的
①犯人を拘束する=5点
②古びた書を獲得する=2点
③地底鉱石を獲得する=1点
RPミッション
※RPミッションはキャラクターのロールプレイを楽しむためのミッションになります。
このため、必ず行う必要は無いのですが、余裕があればぜひ挑戦してみてください!
このミッションが達成できていたかはゲーム終了時に一緒に遊んだプレイヤーたちに判定してもらいましょう!
達成できていたら+1点加算されます!
【自信家】
君は、自分が最も有能な人間であると自覚している。
そのため、他人の考察や考えに納得せず、反論を行うようにしよう。
君の考察が常に最も優れているとアピールし、みんなを説き伏せよう。
ステータス
・行動力
初期行動力:1
・能力
【地底語の知識】
※特定のカードを開くために必要な能力になります
・アクションフェイズ時の順番
5番目
・アクション(アクションフェイズに行える)
奪取
(合計 行動力 が対象よりも大きい場合、対象が所持しているカードをすべて確認し、1枚を奪う)
ゲーム全体の流れ
01 オープニング
02 第1調査・議論フェイズ(30分)
03 中間推理フェイズ
04 第2調査・議論フェイズ(30分)
05 最終推理フェイズ
06 投票フェイズ
07 アクションフェイズ
08 エンディング
SORMM Vol.03 かるた様
あらすじ
エリート音学校「スクールオブロック(SOR)学園」には
世界を揺るがすほどの秘密が隠されている、という噂がある。
宇宙から飛来したという不思議な宝石を用いて作られた、伝説の七楽器――
伝説の楽器をすべて集めた者は、世界を思いのままに操る力を手に入れることができるという。
その伝説の楽器を集めたことで、学園はここまで大きくなったのだという
しかし、伝説に語られる力は人に恵みを与えるだけではない。
大きすぎる力は、時に人を狂わせ、凄惨な事件を引き起こす。
それゆえに、血なまぐさい噂がSOR学園にははびこっているのだ。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
君達は、SOR学園のオカルト研究会がたびたび開く合宿に招待された生徒達だ。
今回招待されたのは主催であるオカルト研究会メンバーと、オカルト研究会と予てより交流があり、
何度も合宿に参加している配信者達、そしてオカルトについて記事を書きたいという新聞部の面々。
山奥の豪華な別荘で、学園でも流行っている『歌留多様』の儀式を行い、生徒達は存分に楽しんだ様子だった。
『歌留多様』とは、理想郷に住まう神であり、星の核から姿を現し、人々の願いを叶えてくれるという神様だ。
宝石のような赤い目と、陶器のような白い肌を持ち、その姿は男性とも女性ともとれず、天姿国色の美しさを誇るという。
一同は『歌留多様』を呼び出す妖しい儀式を行い、非日常的な体験を楽しんだ。
最後に、配られた『歌留多』を各々が人目につかない場所に隠して持ち帰る……それで儀式は終わり一同は日常に帰るハズだった。
次の日、儀式部屋で『虹村』の死体が発見された。別荘を掃除のために訪れたハウスキーパーが
儀式部屋に入ると、バラバラに切り刻まれた『虹村』が血の海に沈んでいたのだ。
部屋の鍵は破壊されており、凶器も見つからなかった。
『虹村』は『神の声』の再来とも称えられる歌動画の配信者だ。神経質なのか、シャイなのか人前では決して歌を披露しない。
かつてSOR学園が輩出した、七色の歌声を持つ女性……男性のバスから、女性のソプラノまで、あらゆる性別、あらゆる音域の
声を使い分けて歌唱し、人々を魅了した伝説的なオペラ歌手と同じように、彼女も男性の声から女性の声まで使い分ける凄腕の歌い手だった。
そんな彼女の死体が発見されたのだ。世間に露呈すれば、大変な騒ぎになるだろう。オカルト研究会の会長は皆に提案した。
この事件はまず自分達の手で解決してから、警察に連絡するべきだ、と。
もし自分達が犯人だと思われたら、学園にも迷惑がかかるし、各々の将来にも影響を与えるだろう。
犯人を捕まえた後ならば、無用な憶測や誹謗中傷も防ぎやすい。皆は互いに顔を見合わせて同意した。
昨日、別荘に居たのはSOR学園の生徒達10人だけだ。ハウスキーパーが訪れたのは朝だし、監視カメラを見れば怪しい人間が
合宿に入った形跡はないと断言できる。つまり、生き残った生徒9人の中に殺人犯がいるのは間違いない。
君達は、自分自身の為、あるいは自分以外の誰かの為、犯人を探し始めた。




